スリランカ ウダプセラワ ラッキーランド茶園

ウバの西側の高地に、英国人によって1968年に創業された比較的歴史の新しい茶園です。標高1,523メートルの見晴らしのよい土地に広がる353ヘクタールの自社の茶畑は、今では少なくなった、種から育てた茶の樹が8割ほどの割合で植えられています。
自社のティーフィールド以外に60の農家から買い上げた茶葉も利用して製茶しています。BOPタイプを中心に、しっかりとした味わいの5つのグレードの紅茶を生産しています。

ウダプセラワ

スリランカでは従来紅茶の産地について、低地栽培の「ルフナ」、中地栽培地域の「キャンディー」、そして高地栽培の「ディンブラ」「ウバ」「ヌワラエリヤ」の5地域をスリランカ紅茶の五大産地としていました。

しかし、「ヌワラエリヤ」と「ウバ」の中間にある「ウダプセラワ」地域で作られている紅茶は、ヌワラエリヤともウバとも違った特徴もっていることから「ウダ・プセラワ(Uda pussellawa」を新しい産地銘柄として独立させ、さらに低地栽培のルフナ紅茶を従来の「ルフナ」と「サバラガムワ(Sabaragamuwa)」に分け、七大産地として区別するようになりました。

ウダプセラワは「ウバ」とスリランカの最高地の「ヌワラエリヤ」の中間に位置し、両方の産地の特徴を有しますが、クオリティーシーズンについては「ウバ」と同じ7月~9月です。