サバラガムワ シタカ茶園

スリランカの南側に広がるサバラガムワのエリア、家族経営のシタカ茶園は数々の受賞歴のある茶園です。
熱帯性気候の影響を受けるこの地区は、日射量と雨に恵まれ個性のある茶葉が早く育ちます。テイスターが選んだシタカ茶園の茶葉の形は細長く、ロール状のオレンジペコーで、やさしい味わいの中に、ほんのりとしたはちみつのような甘みを感じます。

サバラガムワ地域

スリランカ南部の紅茶の産地サバラガムワ。

かつて、ルフナと呼ばれていたエリアを分割して旧ルフナの北部地域が新しくサバラガムワとして新エリアに制定されました。

現在のルフナエリアに比べると、若干標高が高いものの、スリランカの他の紅茶産地の中では標高が低いローグロウンエリアに属します。気温が高いため、大きく育った茶葉からは、年間を通してしっかりと強い味わいの紅茶が作られています。

ディンブラやウバなどと比べると日本では耳なじみのあまりない産地ですが、セイロン7大産地のひとつとして、特に中東エリアの人々に好まれ、良質なものは高値で取引されています。

ゆめだまテイスティングノート

スリランカの中でも水色は深く濃い緋色をしています。スリランカの茶葉の中でも、コクがあり、深い味わいの割には渋みが少なく飲めるのが特徴だと思います。ほんのり蜂蜜のような甘味と、甘柿の様な優しい渋み、時折みせるトマト感、野菜ジュースを思わせる味が面白い紅茶です。