ケニア カンガイタ製茶工場(オレンジペコ)

ケニアの製茶会社は、どの会社も規模が大きく殆どが年間に一万トン以上の紅茶を作っています。中でも最大の会社はKTDA(Kenya Tea Development Agency Ltd.)という旧国営公社で、50以上の製茶工場を傘下にケニアの生産量の60%以上を扱っている世界一のお茶の会社です。
そのKTDAの傘下の工場の中でもカンガイタ(kanngaita)製茶工場は品質も技術面でもトップクラスの工場で、アフリカ第2の高峰のケニア山の麓に位置し、晴れた日にはケニア山の頂上が間近に現れる、ケニアでも最も高地にある製茶工場です。今回はオーソドックス法で作られたオレンジペコをご用意しました。

ケニア

ケニアのお茶の生産量は、2004年にスリランカを抜き、インド・中国に次ぐ世界第三位となりました。ケニア全土で約15万ヘクタール、31万トンの紅茶を作っています。(日本は8.7万トン)
ケニアは赤道直下の熱帯の国ですが、お茶は標高1,800m~2,500mの高地で無農薬で栽培されています。 一年を通じてお茶が作られ、2週間に一度の割合で同じ茶の樹から茶摘みをします。

ゆめだまテイスティングノート

濃い緋色の水食、のどかな花畑を思わせる香に包まれました、口当たりはやや甘め、サッサムに近い印象、アッサムに近いコクとニルギリ地方にみられる渋さ、飲んだ瞬間、コクと深みを感じるが、意外とボディは軽いと思いました。