ジュンパナ茶園
ダージリンの中でも高名なジュンパナ茶園は、ダージリン西部標高1400mに位置し、
霧深いマハナジ渓谷の厳しい斜面に広がる広大な茶園です。 地理的条件や中国種を使った生産計画により生み出される「マスカテールフレーバー」で世界的に有名です。特にイギリスやドイツを中心としたヨーロッパ、日本で人気が高いです。
ジュンパナ茶園は100年の歴史があります。もともとスコットランドのダンカン兄弟によって所有され、現在は50年来、ケジリワル家によって所有されております。 多くのバイヤーからリスペクトを集めるその茶園は2007年からバイオオーガニック農法を採用して、オーガニック認証を取得しています。
ジュンパナの実力は製茶の技術にあります。ヒマラヤの霧の中で茶葉に蓄えられたダージリン特有の、微妙な香り成分(マスカテールフレーバー)を引き出す為に試行錯誤を続け、複雑な製造工程、ISOなどの世界基準をクリアして、ダージリンを代表する豊かで花のような香りを作り上げる事に成功したのだそうです。
1989年7月24日に行われたティーオークションでは、DJ-60が最高値を記録し、
徹底した品質管理で数々の輝かしい実績を築きあげており、
英国王室や高級ホテルをはじめ、世界中で認められている格式高い茶園です。
ゆめだまテイスティングノート
時には渋くなく、時には香り高く、日々顔色を変えるすごく気分屋な紅茶。本気を出した時には最高級の香りと味を醸し、ダージリンらしいマスカテルなフレーバーをだす。あとくちは甘く、余韻に浸れる紅茶です。